メインエントランス と イサム・ノグチ
2014/08/14
レストラン正面の皇居のお堀、北桔橋門(きたはねばしもん)と
ラー・エ・ミクニ のメインエントランス。
レストランから望む皇居のお堀のような、重厚な石積みのアプローチがレストランまで続いています。
美術館が閉館する夕方以降は入口がわかりづらく、よく「どこから入るの?」とお問合せも頂きますが、
その重厚さは明るい時間も外国人のお客様がよく、美術館のエントランスと間違えて入っていらっしゃる程です。
階段の上からはイサム・ノグチの巨大な名作『門』を間近に鑑賞することができます。
『門』はイサム・ノグチの生前、「赤」「赤+黒」「青」「黄+黒」の4バージョンで塗り替えられていたことから、
現在でも塗り替えの度にその4バージョンを守り続けています。
現在は「赤+黒」の彩りで、1969年の設置以来これまで1度しか実現されていない色合いだそうです。
建築家・谷口吉郎 設計による美術館本館、シンボルともいえるイサム・ノグチの巨大な『門』、皇居のお堀と共存する環境。
ラー・エ・ミクニのメインエントランスから、
国立美術館として日本一歴史のあるMOMATならではの楽しみを感じて頂けます。